【募集馬展示会】ウェルシュステラ’16

坂東牧場の見学を終えて、BTCに向けてバスで浦河方面へ。シュウジデイファーム、吉澤ステーブル、ディアレストを一気に回る行程です。

シュウジデイファームは、矢作調教師と密接な関係である育成場で、ターファイトの出資馬であるドゥドゥドゥがデビュー前に鍛えられていた育成場でもあります。そういった意味では、どういった育成場なのか気になっていたところでもあります。

シュウジデイファームには、矢作厩舎入厩予定のウェルシュステラ’16と新規開業厩舎に入厩予定のレフィナーダ’16が調教を行っています。

まずはウェルシュステラ’16についてです。父はこの世代が初年度産駒となるジャスタウェイ。なによりもドバイターフでのレコード勝ちが強烈なパフォーマンス。スピードだけではなく、道悪の安田記念も最後の競り合いで勝ちきるようにパワーや勝負根性を備えた馬でもありました。

広尾TC会員の方々にはもうおなじみの話ではありますが、初仔のステラリード、ジョビアーレ、ゴッドフロアー、ウェルシュハープ、レトロクラシック、シーザライトとこれまで広尾TCでデビューしたウェルシュステラの産駒は全て牝馬でしたが、待望の牡馬が誕生。(ステラリードとジョビアーレの間が1年空いていますが、それは一度牡馬が産まれたようですが、生後直死だったようようで。)コンスタントに勝ち上がり馬を輩出してきたウェルシュステラですので、牡馬の募集を待ち望んでいた人も多いかと思います。私もその1人だったりします。

本馬を見た感想ですが、一言でいうと全てのパーツがデカイ・ガッシリしているといったものでした。脚も太くパワーでゴリゴリ押していくようなタイプなのかもしれません。カタログ掲載の馬体重は523kg。

ハナズの繋がりで矢作厩舎とのパイプができ、通常募集の馬が入るということで、倶楽部も待望の牡馬をピックアップしたのかもしれません。

今回はそんなに歩かせなかったので写真が撮れませんでしたが、気性は素直で、人を嫌がるようなところはありませんでした。集合写真はシュウジデイファームで撮りましたが、本馬とレフィナーダ’16は大人しくしていました。

もう少しカリカリするタイプなのかなと思っていたんですが、気性は素直でした。募集馬見学ツアーでは馬の気性がアレでない限り、一緒に写真を撮ることができます。本馬とも一緒に写真を撮りましたが、顔をすり寄せてきました。それをやられてしまうと正常な判断を行えず、出資に至ってしまうケースもあるのですが^^;

至近距離からカメラを構えても動じることなく、また色々な人が触っても意に介さないといった表情。今のところ、ピリピリ・カリカリするタイプではないようですので、これはこれから調教を積んでいくにあたって、大きなセールスポイントのひとつになっていきそうです。

ターファイトのドゥドゥドゥがシュウジデイで積んでいた調教メニューから考えると、本馬の調教についてもBTCのトラックコースや坂路でガンガン乗り込んでいき、ある程度乗り込んでからは速めをまぜながら進めていくのではないでしょうか。(坂路を15-15で上がって、終いは3Fは40秒台とか。)

乗り進めて行って、馬体がどう変わっていくのか、速めを消化し始めてどういった変化・成長を見せるのかギリギリまで様子を見たいと思っています。

懸念というか気になるところでは、矢作厩舎の基準みたいなものに達さないとお呼びがかからない可能性があるところでしょうか。抱える馬の数が多い厩舎の宿命。厩舎内の競争にも勝っていかなければなりません。ターファイトのドゥドゥドゥも15-15をやり始め、週1回は3F40秒のペースまで上がっても、成長を促すという事で同じようなペースで2ヶ月~3ヶ月乗り込んでも、中々入厩やトレセン近郊への移動の声が掛からなかったという事もありました。ただ一度入厩すれば、続けて使ってくれることが多いのも事実。

そういった意味でもこの馬はギリギリまで様子を見れるなら見る。という戦法を取るのがいいのかなと感じます。残口だけはしっかりと注視していきたいですね。

 

【募集馬展示会】ステラリード’16

スイートマカロン’16と一緒に坂東牧場で展示されたのは、ステラリード’16(父:ノヴェリスト・牝馬/栗東・小崎憲厩舎入厩予定)でした。

半姉のエンジェルリードの募集開始時点でのカタログ掲載の姿とは異なり、
こちらのほうが早く仕上がりそうな馬体に見えました。エンジェルリードは調教が進んでから馬体が変わった印象を持ちましたが、こちらのほうがこの時点では完成度が高いと思います。

ノヴェリスト産駒は今年の2歳馬が初年度産駒。いきなりヴァイサーが勝ち上がり、そのまま小倉2歳ステークスに出走したことが記憶にあたらしいところですが、これまで40頭近くがデビューして、8頭の勝ち上がりで、勝ち馬率約20%という成績を残しています。ドイツ血統で重厚なイメージがありますが、「気の良いタイプ」が多いようで、仕上がり早く、早期デビューに結びついている馬が多いのかもしれませんね。

本馬は初期馴致の段階のようですが、騎乗調教にすすんでいけば、エンジェルリード同様に、来春先あたりで、馬体が変わっていくのかもしれません。母馬のステラリードが気性面の課題が付き纏ってしまいましたが、本馬に関しては今のところ、そういった兆候は見られませんでした。

所属予定の小崎厩舎は、広尾との相性が抜群で、オフィシャルサイト側でも紹介されているようですが、本馬もその流れに乗るためにも、早め早めのデビューを目指して欲しいところです。

【募集馬展示会】スイートマカロン’16

募集馬展示会で見ていった順に写真とともに紹介していきます。坂東牧場で最初に見たのはスイートマカロン’16(父:ダンカーク・牡馬)でした。

展示会の前にサイズが発表されていましたが、馬体重は520kg。ガッチリした体型とそのサイズから、本馬の半兄・デストリーライズや半姉・ゼロカラノキセキと同様に、ダートを主戦場とするタイプのように見えました。

まだまだ調教を始めたばかりということもあってか、終始眠たそうな表情をしていたのが印象的でした。オーパルスを見ているようで、ほっこりした気分になってしまいました^^;

今回、ダンカークの産駒が2頭いますが、全くタイプが違う形でした。ダンカークの特徴として、母系の色を強く出すタイプなのかもしれません。こちらの方がガッチリした体型でダート向きのように感じ、もう1頭のレフィナーダの仔については正反対で、芝向きの印象を持ちました。調教が進んでいけば、体も絞れてくるでしょうし、気性面でも変わってくるものではないかと見ています。

【広尾TC】2018年2歳馬募集展示会

10/28に開催された広尾サラブレッド倶楽部の募集馬展示会に参加してきました。既に出資済みのフェニーチェ16の様子を観るという目的があり、募集馬の全容公開前に申し込みを済ませて参加しました。

週末の台風の接近もあり、天候が心配でしたが、終日北海道は天気が良く
気温も高めで、見学するには丁度よい気候でした。

久々にブログのネタを作ることができたので、しこしこ書いていきます。
育成先は現時点では以下の通りに分散しています。

■坂東牧場
スイートマカロン’16(父:ダンカーク・牡馬/美浦・尾関厩舎入厩予定)

ステラリード’16(父:ノヴェリスト・牝馬/栗東・小崎厩舎入厩予定)

■シュウジデイファーム
ウェルシュステラ’16(父:ジャスタウェイ・牡馬/,栗東・矢作厩舎入厩予定)

レフィナーダ’16(父:ダンカーク・牡馬/,美浦・新規開業厩舎予定)

■吉澤ステーブル
フェニーチェ’16(父:ノヴェリスト・牝馬/,美浦・加藤征弘厩舎入厩予定)

■ディアレスト・イースト
サンデーローザ’16(父:ロードカナロア・牝馬/美浦・田村康仁厩舎入厩予定)

上記の6頭について、各募集馬毎に見学時に感じたことや、感想を綴っていきたいと思います。この中の2頭に出資申込しましたが、それぞれの理由などについてもそこで触れたいと思います。

 

クレッシェンドラヴ・2017/07/22 3歳以上500万下

2月の中山戦で待望の初勝利を挙げてから5ヶ月ぶりのレースとなったクレッシェンドラヴ。相変わらず追いきり時計がエグいので遠征してきました。

シーザライトとクレッシェンドラヴのレースの間に雨が結構降ったんですが、
クレッシェンドラヴのパドック周回時点ではその雨も止み、極端な馬場悪化には繋がらなかったかと思います。5ヶ月ぶりにみた本馬ですが、胸前あたりのボリューム感のアップは休養中の成長を印象づけるのには充分なもの。トモについてもボリュームが出てきたように感じますが、こちらについてはまだまだ踏み込み甘いように感じました。

たてがみが休養前より伸びててちょっと可愛らしいなぁと思ったりも

騎乗停止命令が掛かりましたが、パドックでは騎手を載せず、そのまま最終周回へ。返し馬についてもスタンド前まで馬を持ってくることなく、馬場へ出たらそのままキャンターに入ってしまったのですが、モニターに映し出された姿は落ち着きがあるように見受けられました。

レースでは、これまでで一番良いスタートをキメて、ハナにも立ちそうなところでしたが、先行集団のインで我慢する競馬に。ラップも道中13秒台のラップが1度しか無く、向こう正面で一団となるちょっと特殊な展開に。じっと内で脚を溜めていましたが、中々捌けずに勝ち馬が大外を捲りきって直線を向いてからクレッシェンドラヴも大外に持ち出すことが出来ました。

写真を撮っているときは「届け!!!!!!!!!!!」と心のなかで叫んでおりましたが、1/2馬身差まで追い込んだ所がゴールでした。勿体無いレースになってしまったと感じました。

引き上げてきたクレッシェンドラヴと悔しそうな表情の石橋脩騎手。
レース後のコメントでは「このクラスにいる馬ではない」と本馬の能力を高く評価してくれました。

個人的にはあまり緩まなかった今回のレースで、先行集団にいて崩れることなく脚を使うことができた、本馬のスタミナというかステイヤーとしての脂質は結構凄いんじゃないのかなぁと思っています。

ただし、追い出してからの反応・手前替えの癖みたいな部分についてはこれからの課題点であると言えそうです。

そのあたりが改善されれば、調教での動きが常に実戦にリンクしてくるようになり、結果として良いところまで行ってくれるんじゃないのかなぁと感じております。

レース翌週の近況更新では続戦としての目標は、新潟開催の2400m戦。セントライト記念を目標とするのであれば、次は落とせない一戦と言えるでしょうし何とか結果を残してもらいところです。